●3月19日シンポジウムを開催しました。
戦後六十年が過ぎ、日本が、戦前・戦中多くの情報工作を仕掛けられ、熾烈な情報戦に翻弄された歴史が明らかになってきた。また、戦後はスパイ天国の烙印を押され、現在に至るまで、北朝鮮・ロシア(ソ連)・中国による、拉致を含むスパイ事件が、途切れなく発生しているのに、重大視されず、スパイ防止法も作れないという現実は、メディア・言論・教育等に対する、彼らの情報工作が今も成功している証拠と言わざるを得ない。
情報を掴み、分析し、コントロールするという「インテリジェンス」が、国家にとって、死活的な問題である事を再確認しなければならない。資源のない小国である日本は、かつての軍事大国ではなく、戦わずして勝つ、「情報大国」をめざし、インテリジェンスパワーによって、「国家の自立」を達成すべきではないだろうか。
一、日時 平成20年3月19日(水)午後6:30開会
一、会場 星陵会館ホール
一、シンポジウム
◎パネリスト
加瀬 英明 氏(外交評論家)
鍛冶 俊樹 氏(軍事ジャーナリスト)
菅沼 光弘 氏(元公安調査庁調査第二部長)
土屋 敬之 氏(都議会議員)
◎コーディネーター
井上 茂信 氏(外交評論家)
|